屋根骨組み完成。

母屋的な根太入れ

日本の住宅用語は主に在来工法のものであり、片流れのツーバイフォー工法の小屋では各部名称がどう対応するのかが今一つはっきりとしない。
母屋とは屋根の棟木(むなぎ、一番高いところ)と軒桁(のきけた、一番低いところ)の間に平行して配される部材のことで、今回は屋根中央部に母屋のように根太を入れた。
屋根に張る合板と合板の継ぎ目に配し、ビスを固定しやすくする目的で設置した。

クランプと端材を駆使し、治具のように当て木をして根太を打ち込みやすくした。

ビスが突き出てしまった。やり直し。


屋根中央部分に根太を入れ終えた。

いい天気。

破風板、鼻隠し設置

続いて、垂木の両端に横板を張っていく。
棟(むね、高い方、東パネル)に取り付ける横板を破風板、一方、軒(のき、低い方、西パネル)に取り付ける横板を鼻隠しと呼ぶことにする。
横板は長めに張り、後ほどケラバ(屋根の両サイド、南北パネル)をつくり、軒下のように突き出させる予定だ。
住宅用語はちょっと使い方が難しいので伝わらないところがあるかもしれない。
我々の小屋の屋根を簡単に説明すると、パネルよりも一回り大きい屋根パネルを乗せて、東西南北すべて30~40cmくらい軒下を出させるというものだ。
ただ、先に屋根パネル作って後から上に乗せることは大きさ的に人力では不可能なので、順番を追って作業していくことになる。

棟は高いため、脚立を伸ばしてハシゴにし、小屋の骨組みに立てかけて作業した。


ハシゴが動かないようにマイカ線で固定する。


治具的なものをつくった。


これを垂木にクランプで留めて、その上に木材を置いて作業すれば固定しやすい。


ちなみに、一番高い箇所は束柱を含めると地表から4m弱ある。
そのため、結構怖い。
高所作業は緊張で疲れる。
上ばかり見上げていたら首が痛くなった。


棟に破風板を取り付けたところ。

棟を上から見下ろした図。

棟を家の内側から見上げた図。
軒の鼻隠しを内側から見た図。
破風板、鼻隠しを設置し終えた。

ケラバづくり

次に、ケラバをつくっていく。
先に根太を張り付けてから、垂木と同じ長さの木材(12F)を先ほど突き出させた破風板、鼻隠しに渡して固定する。
ハシゴ、治具、クランプをうまく使って作業していく。


ケラバも出来た。

屋根の骨組み完成

これで一通り屋根の骨組みが完成した。
正直、今日の作業が小屋を設計している時から一番心配だった。
高いところに手が届くのかとか、軒下の長さはこれでいいのかとか、ちゃんと作れるのか確信が持てなかったのだが、なんとか形になってホッとしている。
パネルを立て始めてから3日でここまで来ることが出来た。
かなり急ピッチでやってきたので、結構大変だった。
明日からまた雨が降るらしいので、雨じまいをしっかりやりたい。

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コメント

  1. オギ より:

    いつも楽しみにしてます。
    ケラバの根太の固定強度はどんな感じですか?今後何か補強とかも考えてますか?

    • mikijiro より:

      ケラバを組み上げるまでは強度が心配で、補強も考えていたのですが、実際出来上がったら結構頑丈です。
      根太は3本入れていますが、棟と軒でケラバの板をサンドしているのが強度的に効いていると思います。あと面戸板が転び止めとしてちゃんと働いている感じです。
      もし、補強するとしたら面戸板の並びで上下に根太を入れればかなり強くなると思います。
      試しにケラバに全体重かけてぶら下がってみたのですが、沈む感じは全く無かったです。
      合板を張ればさらに強度が出るので、とりあえずこれで行ってみようと思います。

  2. オギ より:

    そうでしたか、安心しました。引き続き気をつけてがんばってくださいね。陰ながら応援してます。