コンポストトイレについて考えてみた。その1

コンポストトイレ設置について

我々の土地辺りの家庭では井戸水の利用が一般的である。
コンポストトイレを導入するに当たって、地下水への影響など、万が一のこともあるので堆肥のガイドラインについて調べてみた。

堆肥のガイドライン

畜産業などでは日々、家畜による大量の糞尿が発生する。
それらの処理や扱いによっては環境汚染につながるケースもあるようなので、北海道の畜産試験場がマニュアルを公開していた。
規模の大きさや人と動物という違いはあるものの多少参考にはなるかと思う。
以下。

(農地など)
48 河川や明渠の近くに肥料やふん尿を施用している。
→10m以上距離を空ける。

54 井戸の近くに肥料、ふん尿を施用している。
→10m以上距離を空ける。

地方独立行政法人北海道立総合研究機構農業研究本部畜産試験場
2005年3月
「環境に配慮した畜産農場経営を目指して」より引用

家畜の堆肥を農地に施用する場合、基本的には川や井戸等のある場所から10m以上離しておけば問題ないということらしい。

穴掘り便所ピット・ラトリンのガイドライン

続いてピット・ラトリンという、アフリカやアジア諸国などでは一般的ないわゆる穴掘りトイレについてのガイドラインだ。
ピットラトリンは大小分離もしない本当にただ穴を掘っただけのものなので、ぼっとん便所や肥溜めに近いものだ。
トイレの底が舗装されておらず、溜まってきたら埋めてしまうというもので、アフリカ等では洪水になってあふれたりして病気の元になっているそう。

Latrine Guidelines:
Never build latrines uphill from a water source
Latrine pits should be at least 2 yards above the water table
The latrine pit should be above flood level
The latrine needs to be a safe distance away from water sources (about 30 yards but varies depending on the type of ground)

ラトリンのガイドライン:
水源より高いところにラトリンを建てないこと。
地下水面から最低2ヤード(約180cm)上であること。
洪水レベルよりも上に建てること。
水源から安全な距離まで離すこと(地面のタイプにもよるが大体30ヤード、27m以上)。

https://www.primalsurvivor.net/off-grid-sewage/

より引用

海外の一般サイトからの引用なので参考程度に。

コンポストトイレはさほど問題なさそう

大量の堆肥を用いる農業やあまり衛生的とはいえないトイレを設置する際のガイドラインが上記のようである。
ちなみに、我々の土地の地下水面は10m程だが、ご近所さんはさらに深い40~50mの井戸を掘っている。
土地の長辺が65mくらいあり、人が住んでいる隣の敷地の井戸からは優に100m以上は離れている。
近くに川などの水源はない。
さらにコンポストトイレはふたをして堆肥化する予定なので雨水が通過し、浸透する可能性も低い。
大小も分離し、好気的に発酵させる予定で、なおかつ広い山の中なので分解能の非常に高い環境である。
以上のことから、万が一を想定して考えてみたが、断定はしないけれどさほど心配する必要はなさそうだ。
それよりもちゃんと、コンポストを発酵させられるように試行錯誤してみたい。

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