チェーンソー教習を受けてきた。

チェーンソーの正しい使い方を知りたい

我々の土地は雑木林なので、開拓に伴い木を切る必要がある。
一応、個人でチェーンソーを使用する場合はそれを規制する法律はないという。
つまり、庭の木を切ったり、自分が所有している山林の土地の木を切る場合は木の大きさに関係なく、素人でも自由にチェーンソーを使用して良いことになっている。
しかし、何の知識もなくチェーンソーを扱うのは危険であり、安全上の観点からあまり好ましくはない。
私も法律上問題はないとはいえ、いきなり使ったこともないチェーンソーで土地を開拓するのは怖い。
なので、教習会に参加して基本的な作業を教わることにした。

伐木等の業務に係る特別教育

調べてみると、事業者は労働者を伐木の業務に就かせる時は必ず特別教育を受けさせる必要がある、と労働安全衛生法で定められているそうだ。
この特別教育は、コマツや日立建機といった重機メーカーの運営する教習所で行っており、法人でなくても個人で申し込みすることが出来るようだったので、申し込んでみた。
特別教育は対象となる木の大きさで二つに分けられており、大径木と中小径木の二種類があるという。

労働安全衛生法
第36条
8 胸高直径が70センチメートル以上の立木の伐木、胸高直径が20センチメートル以上で、かつ、重心が著しく偏している立木の伐木、つりきりその他特殊な方法による伐木又はかかり木でかかっている木の胸高直径が20センチメートル以上であるものの処理の業務(第6号の2に掲げる業務を除く。)
8の2 チェーンソーを用いて行う立木の伐木、かかり木の処理又は造材の業務(前号に掲げる業務を除く。)

今回私が受ける特別教育は中小径木なので、胸の高さにおける木の直径が70cm以下、重心が著しく偏っている木(曲がった木)とかかり木は20㎝以下のものを対象としている(大径木はそれ以上の大きさのもの)。
我々の土地に生えている木は20cm前後のコナラやクヌギが多いので、ちょうど良い勉強になりそうだ。

教習は2日間に分かれており、1日目は講義、2日目は実技。
費用は1万7千円と高めだが、安全には代えられないので我慢。
有休を取得して、教習を受けてきた。

チェーンソー教習会に参加

初日、教室には25人ほどの参加者がおり、法人向けの教習だけあってほとんどがプロの人達だった。
都市部なので林業というより造園関係者がほとんどで、やんちゃで寅壱な方々が多かった。
寅壱ってトビ職のニッカポッカのイメージが強かったんだけど、若い人達はジョガーパンツを履いててなかなか格好良かった。
小屋暮らしの作業着に欲しいかもしれない。

講義の内容は大体以下の通り。

  • 伐木に関する基礎知識
  • チェーンソーに関する知識
  • 振動障害について
  • 災害事例
  • 関係法令

テキストがとても分かりやすく、かなり細かく書いてあるのでガイドブックとして使えそうだった。
教官が休み時間中にyoutubeのチェーンソー関連動画をザッピングしながら解説してくれたのだが、そのなかでかつやさんのチェーンソー動画も少し流れたので一人でニヤリとした。

2日目は実技。
実際にチェーンソーを使って玉切り(丸太の輪切り)を体験した。
太い丸太がバターのように切れて、テンションが上がった。
あとは、目立て(刃の研ぎ方)の実習を重点的に行い、メンテナンス全般の知識が得られたので良かった。
独学よりもかなり効率よくノウハウをゲットできたので教習を受けて正解だったと思う。

教習の不満があるとすれば、しかたないが都市部なので立木の伐採体験が出来なかったことだ。
なので、現地ではぶっつけ本番でやることになるだろう。
しかし、より安全性を高めるために相棒としてフェリングレバーという補助用具を導入しようかと考えている。

これは伐木の仕上げ(木が倒れるまで徐々に角度をつけていく時)にくさびの代わりとして使えるもので、直径20~30cmの立木に適しているらしく、我々の用途に合致する。
その他に、かかり木をてこの原理でぐるっと回して引っ掛かりを解消したりもできるようで、なかなか便利そうだ。

教習を無事修了して、修了証をもらった。

仕事でチェーンソーを使うわけじゃないので免許は不要だが、気持ち的には達成感がある。
これでまた一歩前に進んだ。

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