原付を手に入れた!

軽トラか原付か

資金集めのために車を手放してから、移動手段を車か原付どちらにするかを悩んでいた。
というのも、やはり、軽トラは便利である。
畑をやるならば是非とも欲しいし、建築資材を運べるのでいちいちホームセンターのトラックを借りて往復する必要もない。捨てがたい。
しかし、維持費のことを考えるとどうしても二の足を踏んでしまう。
生活を軽くし、可能性を広げるための小屋暮らしだ。
なるべく固定費を減らしたい。

また田舎では軽トラがないとやっていけない、とよく言うが、このやっていけないという言葉に縛られたくないという気持ちが正直ある。
もともと、ミニマリスト界隈からBライフを知った口なので、あったら便利だが、無くてもいける物ならば持たない。というのが我々のスタンスだ。
~しなくてはならない、というのは精神的な足かせになるので、本当にないと厳しいのかまずはトライしてみて自分で確認したい。

なので、今回は軽トラは見送って夫婦で原付バイクにすることにした。

はじめての原付

二人とも普通自動車免許は持っているが原付に乗るのは初めてだ。
近所で良さそうな中古バイク屋を検索してそこで購入する事にした。

店頭で眺めているとちょうど良さげなスーパーカブ50を発見。
相方は一回り小さいスズキのバーディー(カブモデル)を気に入ったご様子。
結局、その場で即購入した(納車は1週間後だった)。
土地もそうだったが、欲しいものと予算を明確にしてあるおかげか最近は即決が続いている。
普段は優柔不断で、延々どうする?なんて言い合っている自分たちの変化に驚く。

今回購入したスーパーカブ50「AA01」は2007年製の国産でインジェクション車というやつ。


これは排ガス規制のあおりを受けて開発された、コンピュータ制御で燃料を噴霧してエンジンに送るというFI「フューエル・インジェクション」システムを採用しているらしい。
また、オールドスクールなキックペダル式で足で蹴ってエンジンをかけるタイプだ。

車体のカラーはグリーン。
乗ってみるとタイヤのサスペンションが効いていて、でこぼこした道だと若干バイーンバイーンと車体がはねる感じがある。
これはかつて日本が未舗装道路ばかりだったころにつくられた名残で、オフロードに強いカブの特色だという。

一方、相方のバーディー50「BA42A」は2004年モデルで、それまでカブそっくりだったバーディーが、タイヤを17インチから14インチに小さくして車高を下げて、各部品もプラスチック製にすることで、小型化、軽量化したものだ。

女性にも扱いやすいということで相方はこれを選択した。


車体のカラーはブルー。
セル付きで、ボタンでエンジンがかかるタイプ。
燃料供給システムは昔ながらのキャブレター。
前の持ち主が雪道用タイヤに交換していたようで、こちらもオフロードに強い仕様となっている。

とても親切なバイク屋さんで、しばらく親父さんが付きっきりで、店の裏の道で運転の仕方を教えてくれた。
そのおかげで、初めての原付だったが無事に家まで帰ることができた。

バイク屋の親父さんの話

練習後に聞いたバイク屋の親父さんの話が面白かった。
昔、親父さんはレースに出たりしていたが、その時代はまだエンジンオイルに植物油を使っていたそうだ。
バイクのレースは死の危険があるため、精神をとがらせ、張り詰めた状態で毎回レースに望んでいたという。
そのせいか、何十年たった今でも揚げ物やなんかで植物油の香りがするとピッ、と身体が反応して気が引き締まって緊張するので、まるでパブロフの犬だ、と言っていた。
他にも、バイクは感性を鍛える良い乗り物だよ、風を受け、光を感じて、においに敏感になる。危険だからこそ、全身でアンテナを張って、運転する必要がある。そこが、車とは違うところだ、と言っていてカッコイイと思った。
その道一筋で来た人は我々とは違う「目」を持っていると思う。
会話の端々にそういう「視点」があって、これがとても興味深い。
我々はそういう人の話を一生懸命聞く癖があるので、よく色んな事を話してもらえる。
今回もバイク屋の奥さんが「そんな長話聞くために来たんじゃないんだから!もう!」と店主をどやすまでずっと聞いていた。

原付購入にかかった費用

原付購入にかかった費用は以下の通り。

スーパーカブ 14万円
バーディー 13万円
自賠責2年間(2台分) 2万円
合計 約29万円

どちらも中古で1万kmくらい走っている。
バッテリー、エンジンオイルは新しい物に交換済み。
予算は2人で30万円だったのでちょうど良く収まった。

移動手段を確保できた。

ようやく移動手段を手に入れたので、あとは練習して事故の無いように安全運転で行こうと思う。
これからはやったことの無い事を一つ一つクリアしていくことになる。
正直不安もあるが、その分楽しみも多い。
初めての運転は緊張してどっと疲れたので、少しづつ慣らしていこう。

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